【19期・講談内定者・NAさん・明治大】

本気でダメだしをしてくれる人達に恵まれた

 

就職活動を振り返ってください。

どうしても出版社に入って女性誌を作りたい。その一心で駆け抜けた一年半でした。一回目の就活では冬前まで出版社を受け続けるも、全滅。迷った末に、二年目は既卒で就活をすると決めました。新卒カードを捨て、「もう後はないんだ」と自分を追い込み、泣いて苦しんで悩みまくって、講談社から内定をいただくことができました。周りが卒業旅行で海外に行くなか、国会図書館とペン森に通い詰める日々でした。一年半の就活期間に楽しいことは一つもありませんでしたが、内定して、一生分の「おめでとう!」の言葉をもらったので、苦しい思い出が帳消しになった気がします。

 

入塾してよかったことはなんですか?

本気でダメだしをしてくれる人達に恵まれたことです。

大学時代の四年間もマスコミ就職を目指すサークルに入っていましたが、ESを見せてもほとんど直しを入れられることがありませんでした。可もなく不可もない受け身な私のESに、初めて喝を入れてくれたのがペン森でした。負けず嫌いな性格もあり、ダメだしされるたびに悔しくて、なにくそと思いながら涙目で食らいついていきました。そのうちに段々と素の自分を出すことに抵抗がなくなっていったように思います。単に意見を否定するダメだしではなく、「人の心を動かす仕事をしたいのなら、表現するときに人一倍工夫を重ね、こだわらないと相手には伝わらない」ということを教えてもらったのだと思います。瀬下先生はじめ、マスコミで活躍されているOB・OGの方々と直接話せる環境があったからこそ、大きく成長することができました。

 

ペンの森と酒について、語ってください。

大事な面接の前夜は、必ずペン森で過ごしていました。ドアを開ければ、いつも生ぬるい空気と共にほろ酔いの先生が迎えてくださって、緊張がふっと解けていきました。自分より先に内定を勝ち取ったペン森生がいれば、一緒に祝杯をあげて運をわけてもらったこともあります。

 

瀬下塾長を一言例えて、語ってください。

「ずっと現役」。常に新しい情報をキャッチして、「今」を面白がって生きていらっしゃるように思います。膨大な知識や経験を持っていながら、止まることなく時代を見て、考え続けている先生。私もそんなマスコミ人になりたいです。

 

就活生へのメッセージ

努力は必ずしも報われるわけではないけれど、勝つための絶対条件は、勝負することです。夢を実現させるために変わりたい、成長したい、という熱い気持ちを持っている方がいたら、ぜひ勇気を出してペン森に見学に来てください。