【19期・読売新聞内定者・TKさん・立教大】

毎回のようにマスコミ業界で働く先輩方から、様々な話を聞けた

 

就職活動を振り返ってください。

 大学3年生の秋、わたしは将来に対して迷走していました。当時「安定性や、将来性よりも好きなことを仕事にしたい」タイプである自分は、今まで続けてきた写真に関わる仕事をしたいと思っていました。しかし一方でカメラマンの仕事は狭き門で、わたしのような一般学生がなれるものなのか、とずっと疑問に感じていました。そんなとき知り合いのプロカメラマンの方から新聞社や通信社の写真記者という職業の話を聞き、報道写真に興味があったため覚悟を決めて、一度挑戦してみることにしました。その後、入社試験には一般記者と同じく作文を課されると知り、そのための作文塾を探していたところ偶然見つけたのがここ、ペンの森です。約半年間お世話になり、4月には第一志望である読売新聞社の写真記者職で内々定を頂くことが出来ました。不安だったため他社のみならず、他業界の企業もいくつか視野に入れて就職活動を行っていましたが、結果的に自分の希望が叶い本当に嬉しいです。就職活動中、大学の多くの友人達は一人で悩みを抱えて辛そうでしたが、わたしはペンの森で同じ志を持つ友人達や頼りになる先生、先輩達に囲まれていたおかげで、良い意味で心に余裕が生まれていたと思います。今振り返ると、そのことが選考中良い影響を与えていたのではないかと感じます。

 

入塾してよかったことはなんですか?

毎回のようにマスコミ業界で働く先輩方から、様々な話を聞けたという点です。様々な話というのは、説明会での話のような表面的なものではなく、言うならば記者達の「リアルな仕事姿」の話です。瀬下先生いわく「毎日OB訪問しているようなもの」だそうです。そんなわけで、就職後もペンの森を通じた人とのつながりがあります。わたしは内々定後、たまたま読売新聞社でペンの森のOBの方にお会いしました。その先輩とは当然ペンの森の話でおおいに盛り上がりました。また選考開始直前はエントリーシート添削や、面接練習など作文添削以外の対策も充実しており、とても助かりました。特に面接練習では終わったあと先輩方や同期の友人たちからすぐにアドバイスがもらえるので、自分の足りないところを早く修正することが出来ました。

 

ペンの森と酒について、語ってください。

入塾初日、作文添削後に夕飯とお酒が出てきたことに若干衝撃を受けたことを覚えています。「何飲む?」と聞かれ、悩んでいると出てきたのは日本酒(高級のものらしい)とビール。それまでお酒といえば女子らしい(?)カクテル主流だった自分は、渋々ビールを手にしました。しかしそれから数か月後、わたしの舌は完全にビールを美味しいと感じるようになっていました(笑)このフランクな雰囲気があるからこそ、就職活動を終えても多くの先輩達がふらっと遊びに来てくれるのではないでしょうか。

 

瀬下塾長を一言例えて、語ってください。

多くの人に慕われるパワフルなおじいちゃんです。平日は毎日塾に来て生徒の作文を一つ一つ添削し、ときには夕飯を作り、お酒を生徒と飲み、豪快に笑います。普段は穏やかですが、記者時代や大学の先生時代に数多くの人を見てきたとあって人を見る目は確かです。うわさによると、その人が受かるかどうかは見れば大体わかるといいます。

 

就活生へのメッセージ

マスコミ業界への就職は一般的に難関と言われています。実際にペンの森の中でも受かる人もいれば落ちる人もいます。しかし頑張った分だけ、まわりの人が親身になって面倒を見てくれる環境はなかなか無いと思います。ペンの森とはそういう場所です。人によって相性はあると思いますが、ぜひ一度見学に来ることをおすすめします。きっとパソコンの前の椅子に座った瀬下先生があなたの訪問を待っていてくれますよ。