【18期・読売新聞内定・MMさん・既卒】

目標に向かってがんばれば、ちゃんと見てくれる場所

 

就職活動を振り返ってください。

 とにかく記者になりたかったです。でも、最初は就活の仕方もわからなくて、ノウハウを知っている人のところに話し聞きに行こうと思って、記者のたくさん集まりそうなところを探しました。

 春は受けなかったので、秋採用の一本勝負。知り合いに言っても「え?今から記者めざすの!?」と目を丸くされるばかり。そんな私に、先生は「ちゃんと作文書けて、自分のこと説明できれば大丈夫でしょ。まぁ飲め。」と。なら、作文はがんばろう、読んでもらえる文章にしようと決意しました。週2日と塾の説明には書いてあったあのですが、4月からほぼ毎日通って、作文を書き、先輩が来てくれたらバシバシ添削してもらう。ES提出直前や、試験前には、終電過ぎても先輩に悩みを聞いてもらうこともしばしば。翌日仕事があるのに、根気強く付き合ってくれた先輩方にはなんとお礼していいかわかりません。

 

 通いつめた数ヶ月で、気づけば書いた本数が三桁を超えていました。要領は悪いかもしれません。でも、一つ一つの駄文を読み直し、直していったおかげで、作文の書き方が身についた気がします。朝日でも読売でも、作文よかったね、と褒められました。朝日は作文の題を間違えて、まったく違う内容を書きましたが、ちゃんと読んでもらえたのは練習の成果だと思います。

 最後は、あたっても砕けない!というくらいの自信(開き直り?)になりました。

 

ペン森に入塾したきっかけはなんですか。

 大学の先輩に、マスコミ就活した人がいて、その人が同僚に話を聞いてくださって、いくつかの塾を紹介してもらいました。全部まわって、ここが良いと思って入塾。就職したOB・OGの皆さんが来てくださること、先生の雰囲気、明るさ、説明聞きに来たときに、外の階段でタバコ吸っていた人がイケメンだったこと。あとは直感!

 

入塾してよかったことはなんですか。

 ひとに恵まれたこと。前向きになれたこと。

 馴れ合ったり、傷をなめあったりするのではなくて、ちゃんと自分の意見が言えて、相手からも忌憚ない意見が聞ける。先生も先輩も、「絶対に大丈夫」なんて言わない。おんぶに抱っこの場所ではないし、ここ入ればみんなが受かるわけでもない。でも、自分で努力して、最後まで付き合ってくれる。バカみたいにがむしゃらになっても、見当違いの恥ずかしいこと書いても、向き合ってくれる場所です。

 合う・合わないは人それぞれですが、私はここが好きです。

 

ペンの森と酒について、語ってください。

 自分じゃ手に入れられない酒が飲めます。お酒がこんなに楽しく飲める場所があるなんて。ご飯も美味しくて、気がついたら体重は10kg近く増量。入塾当日は焼肉で、気がついたら片手にビール。たてつづけに先輩方がいらっしゃって、笑いながら先生と語らう姿を見て、ここはいくつになっても落ち着けるところなのかなと思えました。

 …お酒の失敗の練習台もしてくれます(笑)。

 

瀬下塾長を一言で例えて、語ってください。

 仙人?いつもニコニコしています。お酒の瓶がよく似合う方です。ふわっとして優しそうな方ですが、鋭い。すぐ見抜かれます。いろいろと。

 「この人は、受かってからどっちにしようかって悩むんだよ~」と、試験真只中に言われましたが、ほんとにそうなってちょっと怖いです。

 

学生へのメッセージ

 やるのは自分だし、受けるのも自分だし、どこ行ったっていくらやったって受かる保証はありません。ペン森いけば簡単に受かるというわけではないと思います。でも、目標に向かってがんばれば、ちゃんと見てくれる。そして新聞社というところは、努力すればどんなスペックの人間にも門戸は開いてくれると思います。

 一度のぞきに来てください。いや、2~3度見に来てください(笑)